最近の融資情勢
先日、都内の某信金の担当者と話をする機会がありました。
スルガ銀行をはじめとした今までアパートローンに対して積極的だった銀行が、融資のハードルを上げたせいか、融資の問合せが増えているそうです。
しかし、信金で融資が通るには
・１棟目ではないこと
・自己資金１～３割入れる事
・駅から徒歩５分以内であること
など、かなり厳しい条件がつくようです。
特に３番目の「駅から徒歩５分以内」というのは、新築アパートの供給が増えたことで、競争に負けて破綻するのではないかとの懸念が大きいそうです。
また、サラリーマン投資家の１棟目としての融資はかなり難しいそうです。
銀行としてはこれ以上新規の参入者は必要ないと考えているようですね。
昔は物件を買いまくってセミリタイヤみたいな話がまあまあありましたが、今は良い物件も少ないし、融資も厳しいしかなり難しいですね。
これからセミリタイヤを目指すのであれば、不動産投資を行いつつ、別な事業を行い、別な事業での利益で不動産を購入することが必要になると思います。
これらの事業であれば手がかからないので、サラリーマンであっても参入ができます。
それ以外であれば、本業でのスキルや知見を活かす方法もあります。
例えば貿易関係の仕事を本業でしているならば、自分でも輸出入をしたりとかですね。
その場合は競業で所属している会社と揉めないようにして下さい。
何しろこれからは不動産投資一本でセミリタイヤするのは厳しいです。
不動産投資＋１が必要になります。
