都内における短期賃貸借契約のニーズについて
先日オープンした成増のシェアハウスですが、短期滞在も相談に乗りますよと書いたところ、かなりの反響がありました。
たったの1週間で4件の問い合わせが入り、そのほとんどが短期入居なのですが、今回は4部屋しか提供できないのでそれで全て埋まってしまいそうです。
巷で問題になっている空き家問題。
これは完全に需要と供給のバランスが崩れているのだと思います。
短期なら入居したいという方が日本にはたくさんいます。
でも大家は長期契約しか応じてくれない。それか、そもそも家を貸すという発想がない。
例えば、現在は地方に住んでいるが給料の安い仕事しかないので、東京で就職したい。けど家賃も高いので、就職が決まって生活が安定するまでは短期でシェアハウスに入居したい。というニーズはとても強いです。
また、外国人も日本で1か月滞在するので利用したい。このようなニーズも強いです。
普通の大家さんは長期契約が前提なので、3月に入居して6月に解約なんて絶対に嫌がります。ここでネックになっているのは初期費用が大家・入居者双方に高いということですね。
大家は広告費、リフォーム代。入居者は手数料、敷金礼金。
不動産屋が絡むので、そこにマージンを吸われてしまいます。
不動産屋を絡ませないで、直接大家と短期滞在者を結びつけるようなシステムを構築すればお互いにWINWINの関係になるのではないでしょうか。
民泊とシェアハウスの中間の様な業態が日本には足りていません。
私も4月以降はこの業態の研究に本格的に乗り出したいと思います。