副業としての不動産投資
もともとは給与以外の収入が欲しくて不動産投資をはじめました。
不動産投資を始めるまでは株式投資がメインでした。
当初はあの会社が画期的な新商品を開発したから株価が上がるぞ。なんていう情報が公表されて株価が高騰しつつある時に購入していました。
いわゆる「順バリ」です。
この方法だと1週間後位に株価が下がることが多く、1年位は低迷が続き、マイナスがずっと続くというストレスが多い投資法でした。
その後は株主優待や配当利回りに着目し、条件が良い銘柄に投資をしました。
これは株価が下がっても優待や配当がもらえるので諦めがつきます。
さほどストレスがかからず、まずまずの投資法でした。
でもサラリーマンを引退できるほどの収入を得ることはできませんでした。
そこで次なる方法として不動産投資に向かいます。
当時は今ほど情報や書籍が出回っていませんでしたが、インターネットの情報を頼りに少しずつ広げていきました。
「これはいける!」と思ったのは、前にやっていた不動産という自分の中の軸があったので、その軸と比較して明らかにパフォーマンスが良かったからです。
たいして儲からなかったですが、その意味では株式をやっていた意味はすごく大きいです。
お陰様でサラリーマンを辞めても家族で食べていくだけの収入と経験値を得ることができました。
例えリーマンショック以上の何かが起きて、賃貸市場が壊滅的になり保有不動産からの家賃が得られなくなっても、今の私には様々な経験値、人脈、覚悟が残りますので、やっていけると胸を張って言うことができます。
時が過ぎて不動産投資ではなかなかサラリーマンを引退できなくなりつつあります。
大家さんの業界は結構閉鎖的で視野が狭い人が多いのですが、今後サラリーマンを引退するためには不動産投資+ビジネスオーナーになる ということが必要になります。
不動産の市況、融資の現状を見ていると不動産だけでは大きな利益を上げることは難しいでしょう。
今までは闇雲に利益の出そうな不動産を融資で購入していけば誰でも大きな収入を得ることができましたが、今後は自分でビジネスを立ち上げたり、会社をM&Aしたりしてビジネスオーナーになり運営していくことが必須になるでしょう。
サラリーマンとして一生一つの会社に勤め続ける社会ではなくなりつつありますので、多くの人に経営・会計・法律の知識は最低限必要になります。
これらの知識の習得・勉強するしないが年収にも直結しますので、電車でゲームに興じるサラリーマンを見ると本当に情けなく・かわいそうに思います。
自分はできないとか、遠い世界の話とか思わずにビジネス知識の習得に取り組み、できることから失敗しても構わないので、恐れずに自分のアイデアを試して下さい。
そうすることが将来の日本の活力に繋がります。