フューチャークリエーションズの社長
私の知り合いが不動産業をやっているのですが、なんとフューチャークリエーションズの社長と数年前にたまたま同じ合コンで会ったことがあるそうです。
その時が初対面だったそうですが、話し方や内容もしっかりしていて、知人もすっかり話に引き込まれてしまったそうです。
その社長は、
これから日本は人口が減っていくが、貧困層や外国人は増えていくから、狭小物件のニーズは減らない
と言ってたそうです。
確かに一理ありますが、その狭小物件を一般的なワンルーム並みの家賃想定でレントロール作って売ったダメですよね。
数字のマジックといいますか、緻密なレントロールやシミュレーションを見せられると、人間はコロっと騙されてしまうのです。
例えば太陽光発電もそうです。
ここにシミュレーションで利回り9パーセントの物件と11パーセントの物件があったとします。
あなただったらどちらを買いますか?
もちろん11パーセントの物件を買いたくなるところですが、この数字をどこからもってきて、どう処理したかが大事です。
数字なんてどうにでもなってしまいます。
その地域の日照量をNEDOから引用しましたなんて場合でも、工事がいい加減だったり、抑制がある地域でそれが考慮されていなければ絵に描いた餅になってしまいます。
また、本当に良い仕事をする会社は天気が悪い日があるのをシミュレーションに反映するために、わざわざストレスを10パーセントかけたりします。
なぜこんなことをするのか営業に聞いたことがあるのですが、こう言ってました。
太陽光発電は少なくても20年は事業を続けなくてはなりません。その20年間お客様と良好な信頼関係を続けるために、良い方も悪いことも全てお話ししています。そのためにシミュレーションも実際と近いものを出しているのです。
この会社はすごいと思いましたね。
世の中には色々な社長がいますが、フューチャークリエーションズの社長にも聞かせてやりたいです。