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不動産投資初期の段階は、とにかくキャッシュフローを生んでくれる物件を探していました。
なので利回りに拘っていました。
横浜の中古RCは10%
名古屋の新築アパートは8.5%
大阪の中古木造は20%
これくらいの利回りでした。
この3物件でキャッシュフローが月に70万円位出るようになりました。
そうすると次第に利回りではなく、積算で求めるようになりました。
キャッシュフローはあまり出なくても資産的に価値がある物件を探しました。
中野区中古RCで8%
中野区中古鉄骨で8.5%
全て合わせると130万円のキャッシュフローが出るようになりました。
そうなると、だいぶ基礎ができてきたので、次には自分のスキル・能力・知識を増やしてくれる挑戦的な物件を狙うようになりました。
今の職場は給料が良いけど、仕事はつまらないし、もっと自分に力をつけたい。だから、身分的には不安定になるけどベンチャー企業に転職しよう!
このような心境です。
ということで
北区賃貸併用住宅RC 10%
中野区おんぼろシェアハウス 12%
板橋区おんぼろ賃貸併用住宅 14%
特に板橋区の物件は面白かったですね。
RC 1階・・・テナント、オーナーズルーム 2~3階・・・1DK×6部屋
1DKの部屋はほぼ問題なく賃貸できていましたが、オーナーズルームが問題でした。
この物件はおまけで築70年の木造住宅がついていたのですが、この木造住宅を通らないとRCのオーナーズルームに行けないのです。
木造住宅の玄関も間口がすごく狭いうえに半地下です。
しかも木造住宅があるために、オーナーズルームには日照がほとんどありません。
3LDKに改修すれば一番簡単なのですが、日照がないため普通のファミリーはまず入居しないでしょう。
木造を取り壊すことも考えましたが、築70年とはいえ、前オーナーのおじいさんが林業をやっていたらしく、柱には見事な木材が使用されていました。
私にはこの家が「壊さないでくれ、きれいにして人に住んでほしい」と言っているように思えました。
なので、思い切って外国人向けシェアハウスにリフォームすることにしました。
リフォーム費用は1000万円近くかかりましたが、3年位で回収できる見込みです。
また、木造の1部屋を自分の事務所にして、そこでは不動産以外のビジネスを始めることにしました。従業員も雇いました。
ビビりな私は、外にテナントを借りてまで事務所を借りる自信がなかったので、この家が背中を押してくれた気がします。
ということで、最後に購入した物件も軌道に乗ってきたので、そろそろ次の物件を探したいと考えています。
次は利回りが低くても土地値以下の物件か、もっと面白い物件がいいですね。
世田谷で土地値以下とか、どう活用して良いか分からないので安くなっていますとか、そんな物件を探したいです。