保証会社はじめました
新しく賃貸借契約を結ぶ時には、何も考えずに連帯保証人と保証会社に加入してもらっていました。(最近では連帯保証人がいない場合も多いですが)
この保証会社に払う保証料は賃借人(入居者)が払うので、意識したことはあまりなかったのですが、
初回保証料として家賃1か月分の50~100%
更新料として年に1回、家賃1か月分の20~100%
取ることが一般的です。
この保証料を賃借人に払ってもらえれば、万が一滞納した場合でも安心です。
とても良い制度だと、思っていました。
しかし、保証会社ってすごく儲かっていて、上場する会社が相次いでいます。
それだけ儲かるってことは、良いビジネスモデルだということですので、非常に短絡的なのですが自分でもこのビジネスをやることにしましたw
賃借人に滞納が発生する確率は、今までの経験からして年に2~3回です。
100部屋持っていると、年に1200回家賃を回収しなくてはいけないので、滞納が発生する確率は0.16%位です。
年に部屋の入れ替えが100部屋あると、10回前後はありますので、平均家賃が60,000円、初回保証料が30,000円とすると300,000円入ってきます。それを続けていくと更新料も入ってきますので、固くみても500,000円入ってきます。
万が一3か月の滞納が発生すると、回収できなかった場合の損失が180,000円。
今まで弁護士を使って退去させたのは1回しかなく300,000万円かかりましたが、そんなリスク計算をしても十分にビジネスとして勝算があることが分かりました。
ということで、保証会社はじめることにしました。
やっていくうちに、うまくいかないことや、つまずくことも絶対にありますが、とりあえずやる!というのが私の信条ですので、とにかくはじめることにしました。
ちょうど、所有する物件に外国人が入居することになったので、その彼から保証料を頂くことにしました。
書類も他社のものを参考に自作しました。
でも気が付きました。
これって
初回保証料・・・礼金
更新手数料・・・更新料
に極めて近いのです。
ということは、最近はなかなか敷金礼金を取れないし、広告に敷金礼金と書いたら見向きもされない物件をお持ちの方も私を含めて多いかもしれませんが、このように・初回保証料・更新手数料としてしまえば、なぜか納得しやすい気がするのは私だけでしょうか。
ということで、私は今後、自分が保有する物件に外国人が入る場合は保証会社として保証料を徴収しようかと思っています。
もしもうまくいけば、会員さんの物件でどうしても他の保証会社で引き受けてくれない外国人なんかも利用できるようにしたいですね。