不動産投資本は選びましょう
会社員を辞めてから、自分の時間が持てるようになったので、読書の時間が増えました。
読書といっても、新しい本を買わずに、昔がむしゃらに読んだ本を読み直しています。
ドラッカー、エーリッヒフロム、マズローなどの古典や、ブルーオーシャン戦略、7つの習慣など比較的最近の本を読んでいます。
私はあまり「大家さんの書いた本」は読みません。
なぜかというと、あまりに内容が浅くて、再現性が無いからです。
成功している大家さんの多くは「良い時期にはじめて、良い時期に物件を購入した」から良かったのです。
古きよき時代を自慢げに話す内容の本が多いので、そんな本は読んでも意味がないと思い、読んでいません。
そんな中で、経済や歴史の古典的な本を読んでいると「これは不動産投資に参考になるな」という部分があります。
例えばドラッカーを読むと組織のマネジメント方法は、そのまま管理会社やリフォーム会社との付き合いに応用できます。
いかにやる気を引き出して、気持ちよく良い仕事をしてもらうかが書いてあるのです。
またエーリッヒフロムを読むと、なぜ投資が必要と分かっていながらも一歩踏み出せないのかが良く分かります。
有名なブルーオーシャン戦略を読めば、新築アパートを購入する危うさ、太陽光発電投資が良い理由というのが論理的に理解できます。
何を言いたいかというと、たまたま時期が良くて成功した人の本を読むなら、時間の淘汰に耐えてきた古典の方が、投資の勉強に適していますよということなのです。