空室が埋まらない場合に考えること
ここを押して頂けるとうれしいです
賃貸業界は繁忙期に突入していますが、この時期に部屋が埋まらないと、4月以降はかなり苦戦することが予想されます。
なんとしても空室を埋めたいところですが、それは他の大家さんも同じ。
熾烈な競争となっている地域もあります。
「不動産屋が埋めてくれない」
「周りにアパートが多すぎる」
なんて愚痴を言っても仕方がありません。
埋まらない、決まらないのにはきちんと訳があるのです。
そこで、本日は決まらない部屋の特徴をまとめてみました。
1.インターネット検索に出てこない
最近の部屋探しは事前にネットでほとんど決まってしまいます。
昔のようにとりあえず不動産屋に来店して、案内してもらって、なんて流れは減っています。
となるとインターネット(アットホーム、スーモ等)に載らないと話にならないのですが、載っていないケースもあります。
それは単に不動産屋が忘れていただけだったり、または自社で決めようとしてあえて載せていない場合もあるのですが、どちらにせよ大家からしたらとんでもないことです。
一度、ネットに自分の物件が掲載されているか確認してみてください。
2.大家が自分の物件の特徴や強みを把握していない
新築アパートがこれだけ増えている現状で、入居者に選択してもらうためには、インパクトが必要です。
たくさん内覧したけど、あの物件が良かったな!と思ってもらえる特長が必要です。
そのためには大家が自分の物件と向き合って、強みや弱みを把握する必要があります。
例えば「ぼろくても、地域で一番家賃が安い」とか「日当たりは抜群」とか「コンビにまで近い」とか何でも良いです。言ったもの勝ちです。
どうしても特徴が浮かばない場合には自販機を置きましょう。
私の経験ですが、自販機がおいてある物件が印象に残るのか、部屋が決まりやすいのです。
3.物件が汚れている・散らかっている
特にエントランスや集合ポストが汚れていたり、散らかっていると、せっかく内覧に来てくれたお客さんもそれだけで引いてしまいます。
できる不動産屋なら事前に物件に立ち寄って、きちんときれいにしてから案内しますが、そんな人は稀なので、自分でも物件をチェックし、チラシなどが散らかっていたら片付けましょう。
4.募集条件が厳しい
決まらない理由として一番多いのがこの項目です。
家賃が高い、外国人NG、高齢者NG、生活保護NG、敷金礼金、清掃費用、連帯保証人などが他の競合物件と比べて適正かを検討する必要があります。
ダイバーシティが叫ばれていますが、お客さんの母集団を狭くすることは、自分で自分の首を絞めていることに気がつくべきです。
以上、代表的な4つの要素を上げましたが、皆さんはいかがでしょうか。
それでも決まらなければ、自分でチラシを作って近隣の不動産屋に飛び込むなども有効です。
そんなことをする大家さんは珍しいのでとても印象に残るようです。
営業マンの印象に残ってしまえば、お客さんが来た時に「そういえば、あの大家さんの物件はどうかな?」と思ってもらえます。
これからが勝負の時期を迎えますが、各自創意工夫をこらして楽しみながら満室を目指して下さい。
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