物件の現地調査に行ってきました
本日は会員さん用物件の現地調査に行ってきました。
場所は都内城西地区です。
初心者のうちは物件をとにかく、たくさん見に行くことが大事です。
紙では分からない情報が現場にはたくさん眠っています。
その様な情報を交渉学ではブラックスワンと言います。
ブラックスワンとは、黒い白鳥。つまりとても珍しく稀少で、これを発見することで著しく交渉が有利になるファクターです。
本日の物件見学でもブラックスワンを見つけてきました。
そのブラックスワンはこの写真です。
とても不気味な写真ですが、広大な地下室があったのです。
でも地下室があるなんて物件概要にもレントロールにも書いてありません。
要は売主も仲介業者も汚い地下室なんて価値が無いと思っているのです。
でも私は地下室を事務所仕様にして賃貸付に成功した経験があります。
それによって何の価値も見出されていない地下室が毎月家賃を20万円生み出す宝に変わったのです。
このブラックスワンを生かせれば、23区城西エリアで利回りは12%を超えてきます。
この広大な地下室は250平米もあります。
経験的に物件の外観写真で地下室がありそうだなという気がしていました。
それは地上に地下からのダクトがあったのです。
この様なダクトがあると、地下室がある可能性がかなり高いです。
あと、これを読んでくれた方には教えますが、地下室を見る時は必ず仲介業者を先に行かせて下さいね。
地下室のまた地下には雨水が流れてきた時に貯めるための大きな貯水槽があるのですが、ここに土砂とかゴミが溜まってメタンガスが発生していることがごく稀にあるのです。
地下はどんな有害ガスがあるか分からないので、仲介業者をカナリアがわりにしましょう。
この情報もブラックスワンですね笑