気合いで回収する
賃貸経営をしていると滞納者との付き合いは避けられません。
属性高い人が入居する様な物件であってもその時はやってきます。
ましてや、属性の低いシェア、アパートなんて持っていると滞納なんてしょっ中です。
人によっては期日通りに払ってくると、なんか悪いことした金じゃないのか?と聞いてしまうこともあります。
そんな滞納ですが、大事なのは諦めずに請求し続けることです。
諦めなければ、いつか幸運の女神が大家に微笑んでくれるのです。
最近、こんなことがありました。
滞納2ヶ月がある中国人留学生。
何とか毎月の家賃を払っていますが、滞納分がなかなか払えません。
財布や預金通帳もガサ入れしましたが、本当に無い模様です。
そんななか、彼から電話がありました。
ネズミが穴から入ってくるから、すぐに直して欲しいと。
今まではネズミと仲良く同居していたくせに、急に言い出すなんておかしいなと思ったので、なぜかと聞くと。簡単に本当のことを言いました。
彼女が中国から日本にやってくるので、部屋をきれいにしたいと。
そして、トイレも詰まっているので、直して欲しいと泣きついてきました。
まさに幸運の女神が中国からやってきたのです。
ここで積年の恨みを晴らすことにしました。
おいおい。家賃あれだけ滞納しておいてなに面白いこと言ってんだまずは延滞分払ってから唄うのが筋だろ?
でもお金が無いから払えない。
想定の範囲内です。
無い袖は振れないのが事実です。
そこで友達の家まで同行して、お金を借りる手伝いをしてあげることにしました。
まあ嫌な顔はされますが、そんなのは慣れっこです。
そんなこんなで、滞納分を全て回収することができました。
ここで大事なのは、繰り返しになりますが、諦めずに粘って、自分にチャンスがやって来たら必ずモノにする。ということです。
死んでも回収するという気合いが必要だというお話でした。