測量の立会いに行ってきました
不動産をたくさん保有していると、いろんなことが起きます。
その1つが隣地からの測量立会い依頼です。
立会いといっても難しいことは無く、プレートとか、鋲をフンフンと確認してサインするだけです。
場合によっては郵送でもやりとりできますよと言われたりもするのですが、ここに大きな落とし穴があったりします。
場合によっては将来的に大きなリスクを背負うこともあるので注意が必要です。
これには様々なパターンがあって、一概には言えないのですが、私の場合ですと、隣地建物の基礎が地中で越境しています。
それは購入時には確認済みで、隣地所有者から覚書も頂いているのですが、今回は売却、解体後に新買主がアパートを新築するとのことですから、より慎重に取り扱う必要があります。
私のケースで最も怖いのが、今回の解体で地中埋設物を撤去してもらえないこと、そして、新たに発見された地中埋設物の処分を巡ってトラブルになることです。
それを防ぐためにも覚書を新たに作成して、ちょっと大げさにはなりますが相手の実印を押してもらい印鑑証明も提出してもらいました。
ここまでやればかなり安心です。
よく契約書に実印を押してくれと言ってくる会社がありますが、実印というのはかなり大事なものですので、それは押せないと私は突っぱねます。
実印を押すのは不動産取引時とか役所関係くらいです。
ちなみにこの境界の立会いは遠隔地でも交通費を出してくれるケースが多いです。
よって、往復の新幹線代くらいは出してくれますので、もしも境界立会いの依頼があって予定的にも問題が無ければぜひ現地に行きましょう。
近隣との顔合わせができたり、いろんな話を聞けたりするので得られるものはたくさんありますよ!