知らなかったでは済まされない話
つい10年ほど前に、住宅用火災報知器の設置が義務となりました。
でも罰則規定はありません。
それでつけなくても大丈夫と思っている方も多いかと思います。
が、、、ちょっと待って下さい。
もしも、設置しなくて火事が起き、人が亡くなった場合には、大家は刑事罰を受ける可能性があるのです。
刑事罰は恐ろしいです。
私は人事部にいたので良く分かるのですが、会社の就業規則を熟読したことありますか?
●●の場合、懲戒解雇とする。
という項目があって、
「刑事罰を受けた場合 とか、 刑事罰に問われてその処分を受けた場合」
と大抵の会社には書いてあります。
つまり、大家さんが自分の物件に火災報知器を設置しないで、火事が起きて人が亡くなった場合、
刑法で起訴され、執行猶予がつかない可能性があるばかりか、仕事も失い、そして民事責任で損害賠償請求されることもありえるのです。
私は防災会社の人事部にいたので、上記の恐ろしさを良く知っていますが、一般の方は知らないでしょう。まず。
でも知らないでは済まないのが恐ろしいところなのです。
なので、自分の物件に火災報知器がついていたか、今一度調べて頂き、もしもついていなければ、ぜひご連絡下さい。
当社で全国対応で設置することができます。
また、物件が近場であれば、自分で簡単に設置もできます。
機器はこちらになります。
煙式と炎式がありますが、煙式の方が火災の初期に発見できますので、おすすめです。
炎式は誤作動が少ないのですが、感知した時には、命は助かりますが、物件は助からない(全焼)してしまう場合が多いです(笑)。
煙式は誤作動が多いのですが、やはり火災の初期で見つけることができますので、こちらを設置するべきです。
また、どこにいくつ設置するかは、市区町村の条例で微妙に違います。
「●●市 火災報知器」で検索すると、出てきます。
また、地元の消防署に電話すれば、とても丁寧に教えてくれます。
知らないとちょっと怖い話でした。