スルガ銀行から預金を引き上げました
競争よりも新規市場の創出を重視して、競争を無意味にしよう。W・チャン・キム
ブルー・オーシャン戦略新版 競争のない世界を創造する (Harvard Business Review Press) [ W.チャン・キム ]
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スルガ銀行から預金を引き上げました。
当初は金利引下げ交渉に失敗したので、その報復として引き上げようと思っていたのですが、知り合いの不動産屋からヤバイ情報が入って、急遽財産保全のために引き上げました。
その情報とは、ここで書いてしまうと問題があるかもしれないのですが、あくまでも個人的な意見として各々の具体的な行動については自己判断でお願いします。
簡単に言うとスルガ銀行がこけちゃう可能性が出てきたということです。
かぼちゃの馬車問題によって、スルガ銀行が不動産屋と共謀してエビデンスの改ざんをしたり、それを黙認したことが明るみなりました。(かぼちゃの馬車で問題になった支店は横浜支店だそうです)
当然金融庁も黙っていないでしょうから、何らかのペナルティが出ます。
そうなると今までみたいにエビデンスを改ざんして不動産を購入しようなんてことは銀行も不動産屋もやらないでしょうから、今までみたいな地方RC高積算物件を購入できる人がいなくなります。
そうなると、当然価格が下がるので、保有者は売るに売れなくなります。
キャッシュフローなんかカツカツの物件も多いでしょうから、破綻する投資家も出てきます。
今までは融資という後ろ盾があったので、こういった任売でも高値で取引されて、銀行も回収できたのですが、市場が終わってしまうと物件が安値でしか売れないので債権の回収ができなくなります。
要は、スルガ銀行が莫大な不良債権を抱えているということになります。
スルガの貸出総額は約3.3兆円。
これの1/3が不良債権となって回収できなくなったら、スルガも無傷ではいられないのではないでしょうか。
1兆円が不良債権となるというのは、かなり悲観的なストーリーですが、用心をするに越したことはないと思います。
預金に関しては1000万円までは国によって保護されますが、超えた分は保護されません。
預金を一時的に移すことは手間がかかることでもないので、このブログを読んでいて、スルガに1000万円以上を預けている方は、資金の移動を真剣に検討した方が良いのではないでしょうか。
私の杞憂に終わることを祈っております。