スルガ銀行 ストップ安ですね
8月22日にスルガ銀行の株価はストップ安まで下がり、取引が成立しない状態になりました。
本日はお昼時点で約9%の下落となっております。
私もスルガ銀行にはお世話になった(なっている)ので、何とも複雑な心境です。
セミプロの投資家からすれば、「そんなのだまされる方が悪い」という意見が大勢ですが、やはり駆け出しの投資家には情報とか経験が圧倒的に足りていない状態ですので、そんな方をだます不動産屋はもってのほかですが、結果的にスルガ銀行もそれに加担してしまったのは事実ですので制裁を受けるのは仕方ないと思いますし、被害者にはできる限りのことをしてほしいと思います。
その際には、交渉力が強い、情報強者だけでなく、できれば一律で救済して欲しいですね。
金利のみ30年払いとか、一見おいしい条件を提示されている方も中にはいるようですが、それって問題の先送りに他ならないので、金利0.9%に引き下げて、かつ資金がショートしそうな方には最大500万円を追加融資する。これくらいのことはして欲しいです。
不動産関係者からはまことしやかに、スルガは静岡銀行と合併するとか言われていますが、もしもそうなった時にどうなるのか。
スルガが万が一破たんした場合には、スルガで借入をしている人はどうなるのか。
これは今のうちに想定しておき、万が一の場合に慌てふためくことがないように準備しておくことをお勧めします。
これは一例ですが2002年にシティバンクが住宅ローンから撤退した時に、三菱UFJ銀行が引き継いだのですが、あるサービスは引き継がれずに廃止となってしまいました。利用者にとっては負担が増えたわけです。
また、もしも何度がローンの延滞をしている場合、不良債権として整理回収屋に債権を売られてしまうことがあります。場合によっては一括返済を迫られるかもしれないですね。
ここまで問題が大きくなるとスルガが存続できるかどうかは五分五分だと個人的には考えています。
現にスルガの新宿支店に行くと、次から次へと預金や投資信託の解約者が訪れます。
特に投資信託は預金保護とは違って保全されていないので、注意が必要です。