ゴミのルール
外国人の入居者がいて一番困るのはゴミ出しです。
燃えるゴミも燃えないゴミもビンも粗大ゴミも一緒に出します。
まあ、後進国になればなるほど現地のゴミルールはルーズになりますので、仕方ないのですが、大家としては大変です。
ゴミ捨て場が荒れていれば、新規入居者から敬遠されるし、近所からもクレームが来ます。
今まで何度か泣く泣くゴミ処理券を購入して、処分したこともありました。
ただこれだとキリがないことが判明しましたので、最近は方法を変えました。
それは清掃局に不法投棄だと電話することです。
今まではゴミの管理は大家の責任だと思っていましたが、良く考えてみると、入居者が働いて税金を徴収しているのは国だし、国の執行機関である行政がゴミの面倒もみる必要があると気がついたからです。
大家は家賃をもらっていますが、あくまでも部屋という空間を提供して対価を得ているだけです。
ゴミ捨てをキチンとさせるなんて責任は無いとは言いませんが、行政の方が責任重いのではないでしょうか。
ということで、清掃局に電話します。
不法投棄されているので、調べに来てください。
向こうは、オタクの住人だろうからオタクで何とかしてくれと言ってきますが、不法投棄だからとつっぱねます。
そうしたらシブシブ来て、ゴミを調べはじめました。
待つこと1時間、犯人が判明しました。
それも複数人。
数人はうちのシェアハウス、後の数人は正真正銘の不法投棄でした。
うちのシェアハウスは犯人が判明しましたので、お説教です。そして処分費用を徴収します。
そして不法投棄に関しては警察に被害届を出しました。警察は動かないでしょうが、被害届を出したことで清掃局は無償で持って行きました。
ゴミも泣き寝入りせずに、キチンと対応することで少しでも大家の負担を減らすことができます。何事も逃げてはダメですね。