新築アパート大量供給の影響
大阪に物件を保有しています。
管理会社の営業マンと話をしたのですが、大阪は新築が建ちまくっているため、大家間の競争が激しいそうです。
特に上新庄、十三あたりは家賃も下落が厳しく、梅田まで15分の立地にも関わらず家賃はRCの1Kでも2万円代だとか。
新築が多く建っているのは、おそらく大阪も東京も福岡も変わらないと思うのですが、ニーズと供給のバランスには注意しないとダメです。
東京は新築が建っても、とにかくニーズが旺盛なので、埋めることができます。
でも大阪になると人工も減りつつあるのに、新築が建ってしまうので、マーケットが崩れてしまうのです。
私の知り合いにも大阪で中古物件を購入して、入居付に苦しんでいる方がたくさんいます。
おそらく売り主は年々悪化する賃貸経営に苦しむ中で、サラリーマン投資家に売却することを選んだのでしょう。
サラリーマン投資家もそのことに気がついていて、かつ対策を考えて実行する実力があれば良いのですが、そのような方は稀です。
今回は大阪の賃貸事情をお話ししましたが、同じようなことは札幌でも名古屋でも、どこでも起きていると考えるべきです。
市場の変化には敏感に反応するためにも、普段から管理会社とは密に連絡を取り合いましょう。