出口が考えられない物件は買わない
自分の過ちをさらけ出すことはプロとして抵抗がありますが、皆さんのために述べたいと思います。
物件をガンガン買っている頃は、出口など気にしていませんでした。
それこそ、ローンが終わるまで、朽ち果てるまで保有しようと考えていました。
でも、それってアマチュアの考えです。
プロは出口を考えて購入しています。
プロが考え得る出口は今のところ2つです。
1つは築古土地値物件を購入し、5年保有して購入した金額に近い金額で売却です。
私は今年これで5棟購入しました。
ただし、物件選定にはプロの目が必要になります。土地値物件を見極めるには生半可な知識ではできないからです。
路線価が土地値なんて言っているうちは痛い目をあいます。
また、もう一つは新築木造物件です。
きちんとした物件で良いエリアを適正な価格で購入できれば、10年後以内に融資が引ける物件として投資家に売却できる可能性が高いです。
やはり減価償却が残っていて、劣化等級なんかも取っていれば、一定のニーズはあります。
ちなみに、1番だめなのは地方の地区古の鉄骨やRCです。
土地として売るにも莫大な解体費用がかかりますし、投資家に売るにしてもたぶん融資がつかない可能性が高いです。
そんな物件を購入している方はなるべく早く、プロに相談すべきです。
素人の手におえないことは間違いありません。