penguinpenguinの日記

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お得な物件はありません

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不動産投資をはじめた頃は、利回りの高い、少しでもお得な物件を探していました。

 

そして、いくつかお得と思われる物件を購入しました。

 

でも今思えば、勝手にお得と思っていただけであって、不動産屋になった今思うと、お得ではなかったと断言できます。

 

例えば東京区内で利回り10%の物件もいくつか持っていますが、接道が微妙だったり、後ろに擁壁を抱えていたり、業者から見たら、お値段通りの物件です。

 

なぜお得な物件はないのでしょうか?

 

それは不動産取引の流れを追えば説明できます。

 

まず、売主が不動産を売ろうと不動産屋に持ち込みます。

この不動産屋を物元と言いますが、売主が不動産の価値をよく理解していなくて、価格設定が安くできそうならば、自分の会社で買ってしまいます。

 

皆さんも、安くて儲かる物件が目の前にあったら自分で買いますよね。

ちなみに業者はファイナンスもつきやすいので、現金なくても買えます。

 

ということで、良い物件があってもレインズには流通しません。

 

たまに未公開物件です!と銘打ったメールが来ますが、未公開なだけでお得ではないことがほとんどです。

 

そうなると、皆さんが買える物件は、普通の物件か、ひどい物件しかありません。

 

ここは大事なところですが

 

この様な状況で大事なのは、普通の物件を買い続けることなんです。

 

ひどい物件を買ってしまえば、将来は退場が待っています。

 

でも普通の物件を買い続けることができれば、順調に規模の拡大ができるってわけです。

 

でも、それではつまらないので、私が仲介する物件は少しでも良いものを探します。

 

例えば、バス便で不便に見えるために誰も買わないが、実は賃貸ニーズが強いエリアです。

 

駅徒歩以外の物件は買わないという方は多いので、この様な物件はお得に買えるチャンスです。

 

これは市場の歪みを利用している例ですが、他にも歪みはたくさんあります。

 

テラスハウス、借地権、築古、近隣問題、接道、擁壁、外国人などがキーワードになりますね。

 

この様な歪みを利益に変えられる人であることが、不動産投資で成功するための必須条件です。

 

そのためには、最低限の知識として宅建士は取りましょう。

 

大家さんの本を読むよりか、宅建テキストを読んだ方がよっぽど勉強になります。