2020年の投資成績
といっても不動産投資ではありません。
今回は株の話になります。
私の投資歴としては不動産よりも株の方が長く、かれこれ20年位取組んでいます。
2000年からはじめ、かなりの金額を溶かしたり、儲けたりしていましたが、2011年に一世一代の勝負に買つことができたので、勝ち逃げをしました(笑)。
なので、今では遊び半分、小遣い稼ぎ半分でやっています。
私の株に対する結論としては、「ハンチョウ博打」です。
再現性があるとか、テクニカルとか、巷には様々な情報が飛び交っていますが、結局は鉄火場で、どんなに頑張っても胴元=投資銀行・プロディーラーが勝ち、一般人は負ける世界なのです。
私の不動産屋としてのお客さんで、外資系のCやG、日系のNやDの方がいますが、素人は絶対に勝てないと断言しています。
一時は勝つこともありますが、結局は欲をかいて負けてしまうのです。
ということで、株式投資はメインの投資すなわち、株式投資だけで食っていくことは不可能だと考えています。
それでメインは不動産投資にし、遊びで株式投資をしているのですが、
私の手法はとてもシンプルです。
株主優待や配当金の魅力がある物件を継続保有し、ある程度の利益が出れば売却し、損失が出ている間は決して売らないです。
いろんな手法を試しましたが、これが一番安定的に儲かります。
株主優待や配当金に魅力がある銘柄は、あまりプロが手出ししませんので、まずはプロの餌食になる可能性が低いです。
また、素人の方に人気があるので株価が維持されやすいです。
そして大事なことがもう1つあります。
元本に対して10%の利益が出たら、その年はトレードを止めます。
これが意外と大事です。
私が20年株をやっていて負けるパターンは、小さく買って増やした元本を全て次の銘柄につぎ込んで大負けするパターンです。
これで今年痛い目に遭った方も多いのではないでしょうか。
株は博打だと申し上げましたが、「博打」の勝ちパターンは勝ち逃げすることです。
鉄火場では勝ち逃げをすると命を取られることもありますが、幸いなことに株式投資ではありません。
ですので、全体の10%の利益が出たら、その年はもう勝ち逃げするのです。
そうすると、その後に暴落が起きて買い時がやってきます。
その時は来年まで保有できる銘柄を仕込み、上がるのを待てばいいのです。
ということでここ5年位は年利10%で勝ち逃げできています。
今では利回り10%の物件を見つけるのはなかなか大変ですので、ありがたいことです。