世界で何が起きているのか
ここを押して頂けるとうれしいです
もうすぐ緊急事態宣言が出る見込みですが、世界各国も良くない状況です。
各国が費やしたコロナ対策の費用は合計で1700兆円にもなるそうです。
そして大部分が国債などでまかなわれます。
そんな状況にも関わらず、世界中の株価や不動産が高騰しています。
日経平均も30年ぶりの高値だそうです。
また、収益物件も高騰し、居住用のマンションや戸建も高騰しています。
これは日々仲介をしていて、実感しているところです。
何でだと思いますか?
それは、世界各国がお金を作りまくっているからです。
昔のお金は兌換紙幣といって、金と交換できるという裏付けがありました。
それがいつしか兌換紙幣ではなくなり、理論的にはいくらでもお金を作ることができるようになってしまったのです。
当然ながらお金を作れば作るほど、お金の価値は減っていきます。
これがインフレですね。
そんな訳で、事情を知っている投資家はお金を持っているのをやめて、株や不動産を購入しているのです。
株や不動産は有限です。
いくらでも作れるものではないので、現金から現物資産に替えているのです。
ですので、近い将来、現金を保有し続けた人と、一定量を現物資産にした人、そして融資を使って現物資産を購入した人の間に大きな差ができるでしょう。
ハイパーインフレが起きてしまえば、現金の価値がなくなり、それにともない借金も大きく目減りするからです。
また、もう1つ怖い話があります。
インフレを起こすのは現金だけではありません。
何だと思いますか?
それは「人」です。
世界的に見れば年々人口が増加していますよね?
ベトナムなどの東南アジア、中東、アフリカそして中国。
どんどん世界人口が増加しています。
日本のサラリーマンをやっていると、年々給与が上がって生活が豊かになるなー なんて実感ありませんよね?
給料がわずかに上がっても、社会保険料は年々上がるし、税金も高いし、可処分所得はどんどん減っていく気すらしませんか?
これは世界中で人が余っていて、インフレが起きているのです。
今まで日本のワーカーがやっていた仕事は、新興国に流れていきました。
また、新興国でも作れる産業はどんどん衰退していきました。
それによって、日本人の仕事が奪われ、より安い労働者がいる国へ流れていったのです。
つまり、自分にしかできないという強みを持っている人以外は、どんどん「人」としての価値が減っていき、それに伴い給与も下がっていくのです。
とはいっても、能力は生まれつきのものもありますし、新しいより価値の高い仕事に就こうと思っても、なかなかできない事情があるでしょう。
そんな方は、せめて「現金から現物資産」へシフトして下さい。
現金もインフレ、自分という人間もインフレではダブルパンチで目も当てられなくなってしまいます。
ただ現物資産を買うと言っても、簡単ではないですよね。
株も博打に近いものがありますし、不動産も融資が厳しくなっています。
今、唯一安心してお勧めできるのは太陽光発電でした。
過去形になっているのは、これすらも物件が枯渇しているからです。
昨年の秋から変調がありまして、太陽光発電の商品が飛ぶように売れてしまったのです。
確かに売電業者になるということは、将来の安心感が大きいです。
電気の需要は増えることこそあっても、減るということは考えにくい状況です。
また、政府も再生可能エネルギーの普及に本腰を入れ始めました。
そして再生可能エネルギーの主役は太陽光です。
サラリーマンで発電業者になるといっても、何をする訳ではありません。
きっちりメンテナンス業者と契約しますので、これと言ってすることはありません。
しっかり発電をしているか、通帳を毎月チェックすることぐらいでしょうか。
そんな簡単さから、サラリーマンが買い求めている訳です。
年収400万円からローンが組めて、自己資金も70万円ほどの諸費用が払えれば購入できるので、不動産よりもよほど可能性がある状況です。
私としても不動産・太陽光といった収益の柱以外にも、違う事業を見つけたいのですが、なかなかこれに代わるものはありません。
風力発電所・外国人用両替機・民泊
といった提案を受けたことがありましが、今となってはやらずに良かったと思っています。
ということで、長くなりましたが、今後の世の中はどうなっていくのか?こんなことを念頭に置きながら行動をされてはどうでしょうかというお話でした。