水漏れ事故の続報
4月頭から水が漏れ続けています。
当初は原因も全く分からなかったのですが、ここに来てようやく原因が掴めてきました。
結果としては排水管から1箇所、給水管から2箇所です。
まず排水管は油汚れによるつまりがあり、オーバーフローしたようです。
キッチンのシンクから配管を通って下水として流れていくのですが、シンクと排水管の継ぎ目は油などが詰まるとここから漏れてしまうのです。ここは汚れを取り除いて、修理をすれば直るのですが、
やっかいなのは給水管からの水漏れです。
水漏れ箇所がスラブの中にある部分でしたので、ここを斫って直すか、新たに別ルートで給水管を設置することになります。
今回のケースではスラブの深い部分にありそうで、あまりスラブを斫ってしまうと建物の構造上弱くなってしまうので、別ルートを設けることになりました。
また原因階は水漏れで床全体が腐っているので、その修理と、漏水階は天井と壁が落ちてしまし、また床も腐っているので、スケルトンリフォームが必要になります。おそらく全ての工事費用は300万円近くかかるのではないでしょうか。
そして入居者の宿泊費用もかかりますし、1階に関しては荷物も全部どける必要がありますので、引越し費用も発生します。
総額400万円くらいですね。
と、このように古いRCや鉄骨は修理費用がかかることが多いのです。
もしも同じような漏水事故が木造であったとしても、木造はスラブなんてないですから、天井裏にいって排水管を直すだけで済みます。
費用も20分の1くらいで済みます。
サラリーマンがフルローンで地方RC物件を購入すると危険というのは、こういうことなんです。
今回は私が身を以て失敗談を掲載できた意義はあったと思います。
そしてこのような事態が起きた時に何よりも大切なのは、
・トラブルから逃げないこと
→トラブルから逃げると、もっと大きなトラブルになって返ってきます。経験上ですが
・信頼できる大工さんに任せること
→RCの修繕は経験と勘が全てです、場数や修羅場を踏んだ大工でないと対応できません
そして、一番大事なのが、大変な事態であっても、どこかで楽しむ気持ちを持つこと。
いやー派手に天井落ちたねー いやいや漏水同時3箇所なんて経験ないわー などと笑い合いながら、得難い経験をしているという気持ちを持っていると、トラブルという貧乏神もばからしくなって、他に行ってしまいます。
でも、
その貧乏神は次あなたのところに行くかもしれませんよ?準備はできていますか?
準備ができていない方はオンラインサロンをご検討下さい。凄腕大工さんをご紹介できます。