サラリーマン大家は不動産に割く時間が足りていない
1万時間の法則と言うのをご存じでしょうか?
どんな仕事でも1万時間真剣に取り組めばプロになれるというものです。
不動産経営がイマイチうまくいっていない方は、どれくらい不動産と対峙していますでしょうか
私からみると、不動産と対峙する時間が圧倒的に足りていないように見受けられます
管理会社が全てやってくれるから、やることはない
という方もいるかもしれませんが、そんなことはありません
私も管理をやっていて、こんなことを言うのもまずいですが
「一番熱意を持って取り組めるのはオーナーだけ」です
管理会社に頼り切りではいけませんよ。
物件が遠隔地にある方も、年に数回は現地へ行ってください
何かの気づきがあるはずです
サロン参加者ですごい方がいます
テレワークできる機会を利用して、その物件に家族とともに1週間滞在してしまったのです
訪問してもほんの数時間しか滞在できませんが、生活すれば24時間、物件に何が起きているか把握できます
この方の場合、敷地内で猫にエサをやるおばあさんがいて、ネコがゴミをちらかしたり、糞をしたりしていることが判明し、対策を取ったそうです
もしも管理会社の社員がこの光景を見たとしても、トラブルを避けたいとか、面倒とかでやり過ごすでしょう。
でもオーナーは自分の身に起きていることですから、真剣に状況を改善しようとします
ちなみにこの方は物件まで数百キロあります。なかなかの距離ですが、やろうと思えばできるのです
ということで、イマイチ運用がうまくいっていない方は、もっと物件と向き合う時間を増やしてください。
それでもやる気が起きない方は、おそらく不動産が好きではないのだと思いますので、撤退を視野に入れた方がよろしいのではないでしょうか?
無理してやる意味が本当にあるのか、考えてみることも大事だと思います。