おそろしい季節がやってきた
ここを押して頂けるとうれしいです
ボロボロ木造系の物件を持つ投資家はこの時期が来るとハラハラするのではないでしょうか。そう雨漏りです。
普段は何もなくても、まとまった雨が長く続く時期は、雨漏りが発生しやすいので、管理会社からの着信があると嫌な予感しかしません。
ただ、雨が続いたせいで雨漏りが発生したのではなくて、もともとどこかに原因箇所があって、普段の雨だと、多少は雨水が侵入しても微々たるものであれば柱が水分を吸収したりしてくれるのですが、このように長雨になるとそれもいつかは限界点を超えて、住居に水が滴ってしまうのです
ですから、これを物件修理のチャンスとしてしっかりと直しましょう
しかり雨漏りの原因箇所を突き止めるのは困難です
そして、原因箇所を突き止めるのは物件が大きくなればなるほど難しいです。
RC6階建ての物件であったことなのですが、1F天井からポタポタと水が垂れてきて、調査の依頼を受けました
定石としては直上階を疑います
でも2Fは何もなく、その上も何もなくと、どんどん上に上がっていって、屋上も問題無く、結局は壁のクラックから雨水が侵入していることが発覚しました。
ここまでに約半年かかりました。
実際の修理費用は60万円ほどでしたが、調査費用が200万円近くかかってしまいました。
RC物件が怖いというのは、こういうことなんです。
トラブルが起きた場合の原因究明や修繕にお金と時間がかかるのです。
もう経験している方も多いかと思いますが、RCはイチイチ高くつきますので、手出し少な目のフルローンで購入すると、このような場合に対応できないのが恐ろしいところです。