大阪の戸建賃貸でのトラブル
土地建物を200万円で購入し、リフォーム70万円かけて工事し、現在4.2万円で貸しています。
はじめて現金で購入した物件であり、これほどボロボロの物件を購入したのも初めてでした。
購入して思ったのは、ボロボロでも真面目な日本人が建てた日本の不動産は何とでもなるんだなということです。
内覧時は本当にひどく、床も抜けているし、雨漏りもしているし、汚かったのですが70万円のリフォームで見違えるほどになりました。
とても良い練習になった物件です。
そして、違う意味でとても良い経験をさせてくれました。
それはトラブルです。
1人目は懲役上がりの薬物中毒者です。
そういう人を入居させたらどうなるのか、という好奇心を押さえられずに、思わず入居させてしまいました。
結果、半年でヤクザから電話が入り、本人は拉致られて山奥の現場に連れて行かれました。家賃2か月分踏み倒されましたが、それも良い経験です。
管理会社の人間が、「眉毛にまで刺青した人間が来た」というのがとても印象的でした。
2人目は現在の入居者なのですが、精神疾患がある60歳のおばあちゃんです。
これもはやり、そういう人間を入居させたらどうなるかという好奇心から入居させてしまいました。
結果、毎晩大声で話したり、どなったりしてうるさいと、隣から連絡が入りました。
でも、日本の場合は入居者の権利がとても強いので、一度入居したらもうどうにもなりません。
お隣さんは警察を呼んだそうですが、おそらくどうしようもなかったはずです。
ということで、総額270万円の戸建賃貸は、正直言ってどうなっても構わないので、実験施設的な位置づけとなっています。
こんなことをしたらどうなるだろう?という好奇心を満たしてくれる貴重な存在です。
ここで最悪な経験をたくさん積んだのが、大家スキルアップにつながっています。
今後も実験を続けていきたいと考えています。