信用金庫で雑談してきました
トヨタ物語のサブテキストとして読んで下さい。
より理解が深まります。
先日、城北地区の信用金庫に決算書を持って担当者に決算の説明をしてきました。
目的としては決算説明を口実に、融資の姿勢や情報を引き出すことです。
例年ですと、決算の説明はさておき「購入予定の物件はありますか?」と聞いてくるのですが、今回は雰囲気が違いました。
今まで10%程度の自己資金があれば審査のテーブルに乗ったのですが、今では最低20%、できれば30%ないとテーブルにも乗らないそうです。
期間に関しても厳しくなっていて、基本的には耐用年数以内だそうです。
この姿勢だと新規のサラリーマンは参入できないですね。
基本的に信金ですとエリア内しか融資しませんので、23区内になります。
となると木造アパートでも8000万円くらいして、利回りも場所や築年数にもよりますが一般的には6%前後でしょうか。
となると自己資金で諸費用も含めると2000万円は必要になりますし、そこまで頑張って用意してもキャッシュフローはほとんど望めません。
ここでほぼ断定できるのですが、今サラリーマンをやっていて、これから一棟アパートを購入しようと思っている方は、かなりハードルが上がっていますので戦略を再考した方が良いです。
今のうちにコツコツと現金を貯めて、数年以内には融資情勢が変わってくる可能性もありますから、来るべき決戦に備えて下さい。
「待つも相場」という格言もありますので。