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家賃減額要請

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とうとう家賃減額要請が来ているようです。

 

私の周りでも数件来ていますが、今のところテナントです。

 

家賃の半額できれば全額免除をとりあえず3か月などという要望ですが、大家さんとしてもかなり苦しい判断を迫られるのではないでしょうか。

 

法的に応じる必要はないのですが、応じなければ退去となってしまう可能性もあります。

 

地域によっては一度退去してしまうと、再度入れるのが大変なので減額したくなる気持ちも非常によく分かります。

 

応じるか応じないかは、その会社の体力によって決めてはどうでしょうか?

 

資本金が大きかったり、幅広く事業をやっているところは、運転資金も厚めに持っているでしょうし、何かあった場合に地元の信金が運転資金を貸してくれたりします。

そのような会社はとりあえず突っぱねても大丈夫かと思います。

 

問題は零細の場合です。

 

特に飲食店などは日銭が入ってくるため、もともと運転資金が薄かったり、水商売であれば信金も貸してくれない可能性が高いですね。

 

でもここで家賃を減額しても、今回のケースでは潰れてしまう可能性が極めて高いと考えています。

 

最悪なのは家賃を減額した上に夜逃げされてしまうことです。

 

夜逃げをされたことは何度かありますが、かなり大変です。

 

まず店舗内に勝手に入れません。

 

日本の法律は店子が極度に守られるからです。

 

店に入って、残留物を撤去するのにも弁護士費用がかかります。

 

そんなことを考えると、本人が捕まるうちに、店内を始末して退去してもらった方が、あとあとのダメージを考えると好ましいと考えてしまします。

 

それくらいテナントの夜逃げはキツイです。

 

また政府も家賃減額に関する補助を検討しているようですので、すぐには返事をしないで「政府の方針を待ちましょう。それまでは同様の家賃で。。。」とはぐらかすのでもよいかもしれませんね。

 

とにかく、これから何があるか分かりません。

 

ショートしないように資金繰りだけは気をつけて下さい。

 

恥ずかしい話ですが、私も過去に危なくショートしそうになったことがあります。

その時は恐怖で夜も眠れないというか、数日寝れませんでした(笑)。

 

ということで、夜逃げとショートは大変恐ろしいので、これを読んでいる方は他人事と思わずにどうか準備して頂きたいと思います。

 

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