ステータスマッチという考え
高島屋外商カードのところで、ステータスマッチの概念を説明いたしました。
このステータスマッチという考えはいろいろ応用できます。
例えば不動産投資をする際に融資というのは、とても重要で時には高いハードルになりますが、何とか突破して良い融資を引くことができればステータスマッチで横展開することができます。
例えばOやS銀行でサラリーマン向けのアパートローンを組んでいたとします。
これらは年収の何倍までという縛りがあります。
規模を拡大したいけど、この縛りで拡大できない方が多いかと思いますが、信用金庫のプロパーローンを良い条件で引ければ、流れが一気に変わります。
私の場合はJ信用金庫で築40年のRCを30年融資1%台で引くことができた瞬間に世界が変わりました。
この融資実績のおかげで、その後はどこの信金に行っても、良い条件で融資を引くことができるようになったのです。
でもこの融資を引くために、それこそ100件位は銀行を回りました。
それによって、J信金の担当者Fさんと出会い、意気投合し、一緒に飲みに行ったりする仲になりました。
Fさんは本部とケンカしてまで私にこの融資を引いてくれたのですが、それくらい気迫のある担当者と出会わないと現状では厳しいです。(ちなみにこのFさんは埼玉県南部の支店にいますので、この地域にお住まいの方はご紹介可能です)
話を戻すと、このJ信金の融資のおかげで、私は他行から「J信金がこんな条件を出してまでも貸したい相手なんだ」というステータスを得ることができたのです。
ステータスマッチとは日本企業にありがちな「横並び主義」を逆手に取って利用しているとも言うことができます。
ちなみに融資以外にもこのステータスマッチは応用することができます。
私は不動産投資で成功するために必要な条件は、
・レバレッジ(これはたくさんの本が出ているので、ここでは説明しません)
・ステータスマッチ
・どんな人と知り合いか
この3つだと思っています。
覚えておいて損はないかなと思います。