スルガ銀行と中古アパートとサブリース契約
ここを押して頂けるとうれしいです
スルガ銀行問題はシェアハウスばかりがクローズアップされていますが、もっと被害者が多くて、根が深い問題があります。
ひょっとしたら、まだ自分の置かれている状況のやばさに気がついていない方も多いかもしれません。
それは、
1.スルガ銀行で
2.中古地方物件を
3.サブリース契約 で購入された方です。
特に2014~2018年にかけて購入された方は要注意です。
何がヤバイかというと、サブリース契約です。
この契約はサブリース代金がローンの返済よりも10万円~20万円位上回るように設定されています。
サブリース契約が継続されるならば問題がないのですが、ヤバイのはサブリース会社が自転車操業状態になっていて、いつ倒産してもおかしくないところがある点です。
簡単に言うと、こんな感じです。
ローン返済 50万円
相場の家賃合計 30万円
サブリース 60万円
相場の家賃よりも高いサブリース設定されているとすると、差額の30万円はサブリース会社が負担しているのです。
なんでこんなことをしているかというと、利回りを上げるためにしているのです。
不動産の価格は様々な方法で決めますが、最も基本的な積算法でやると、上記の物件は3000万円にしかなりません。
でもサブリース月額60万円とすると、収益還元法という魔法を使うことにより、利回り10%、7200万円で売却することができるのです。
業者はここで4200万円の利益を上げます。
それで、この4200万円が業者の利益であり、高額サブリース料の財源になります。
でも、ご存知の通りスルガの融資が止ってしまいました。
今までは売買の利益で、高額なサブリース料を払っていましたが、それが止ってしまうと自転車操業なので倒れるしかありません。
その兆候が出ていないか確かめる必要があります。
このブログをみて心配な方は以下のチェック項目を確認して下さい。
1.自分の契約がサンタメかどうか確認
2.地場の不動産屋へ複数件問い合わせを行い、賃料相場とサブリース代に乖離が無いか確認
3.契約時の担当者が在籍しているか
4.在籍していなければ会社を訪問して状況を確認(畳もうとしている会社はそれとない雰囲気を醸しているものです)
もしも複数該当しているならばかなりのピンチです。
早急に手を打つ必要があります。
その対処についてですが、
まず早急に金利交渉として下さい。
金利交渉にも様々なパターンがあります。
ブログ読んで成功するほど甘くはないので、ぜひうちが主催するセミナーに参加して下さい。
https://twitter.com/akabaneooya/status/1146226103532453888
次にサブリース契約がいつ反故にされてもおかしくない状況ですので、次の管理会社をみつける必要があります。
早めに現地に行っていただき、地場の不動産屋を訪問し委託先を見つけて下さい。
サブリース会社が倒産したら、それまでに回収された家賃は返ってこないと思って下さい。
スルガ銀行から借りているけど自分の物件はシェアハウスじゃないし安心なんて思っていると破綻しかねません。
シェアハウスは都内でなんだかんだ言っても賃貸ニーズがあるのですが、地方になるとかなり運営が厳しくなることが予想されています。
一刻も早く自分の状況に気がつき、行動して下さい。
もしも不安な方はLINE@からご連絡下さい。
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