リフォームの値引交渉
不動産投資家のブログを読んでいると、得意げに○円安くしました!
とか
五社見積もりで叩きました!
とか、得意げに書いている方がいますが、分かっていないなと残念になります。
交渉学をやったことがある方なら分かりますが、見積を叩く行為はロシア型交渉と呼ばれる手法なんです。
つまり、どんな手を使っても自分の利益を最大化する。つまり、勝つためには手段を選ばない方法です。
この様な手法を取る方は信頼されませんし、一度取引をすれば次はこちらからお断りとなります。
不動産投資をしていて、不動産屋とかリフォーム屋と長い付き合いのできない方は、これに陥っている可能性が高いです。
狭い世界なので、そのうち誰からも相手にされなくなりますよ?
不動産投資は継続的にリフォームを行いながら収益を上げる必要があります。
つまり、ここでの正しい交渉スタイルはロシア型ではなく、Win-Win型が必要になるのです。
紹介を受けて見積をもらったならば、単価がおかしくなければその金額で気持ちよく発注しましょう。
工事期間は現場に顔を出しましょう。
そして工事が終わったら気持ち良く払いましょう。
Win-Winという言葉を知っている方は多いのですが、本当に実践できている方は少なく、そこが成功している方と失敗している方の違いの1つではないかと考えます。