不動産屋に騙されない唯一の方法
ここをご覧の方はPLとBSの重要性はご存じだと思います。
法人を所有して銀行から融資を受けようとします。
そうすると必要書類としてPLとBSを持っていきますが、銀行員がどちらを先に見るかに注視してみてください。
BSを先に見ます。
ということはBSの方を重視しているんです。
なぜだと思いますか、少し考えてみて下さい。
答えの1つはPLは簡単に偽造できるけど、BSはなかなかできないのです。
要はBSの方が信頼性のあるデータなのです。
PLはとてもシンプルです。
売上を架空計上すれば、それに伴って利益も上がり、見栄えが良くなります。
エビデンスのでっち上げも簡単です。
でもBSはそう簡単にできません。
どこかを偽装しても、結局保有する現預金に必ず影響が出ますから、極端な話として通帳をエビデンスにすれば簡単に真偽を見極めることができるのです。
BSとPL。不動産に置き換えると何かイメージ湧きませんか?
そうです。
PLは収益還元でお化粧された物件。
スルガ銀行で購入された方が苦しんでいる物件です。
レントロールは容易に改竄できます。それに伴い収益性が良く見え、それで嵌めこまれて購入してしまうのです。
こんな偽装会計的な物件を購入すると、購入してから化粧がはがれ「こんなはずではなかった。。。」となるのです。
それに対してBS物件。
これは不動産の価値として基本の「土地+建物」に着目した投資尺度でして、これを愚直に行い、周りがどう騒ごうがあくまでも不動産としての価値に着目した投資です。
いま私がお勧めしている「築古土地値アパート投資」がこちらにあたります。
どっちが良いかはご自身で判断して頂くことになりますが、不動産投資にもBSとPLに着目すると、大きな失敗をしなくなるのではないかと思います。