原状回復工事はどの程度必要か
ここを押して頂けるとうれしいです
地元から長くやっている管理会社に任せている物件ですが、退去があって、原状回復工事見積もりを依頼すると、とんでもない金額を出してきます。
キッチン交換して、壁紙全部張り替えて、風呂桶も替えて。。。
60万円コースの見積もりが出てきたりします。
確かに傷みが酷い部屋でしたが、結局はクリーニングをしっかりして、壁紙交換して、キッチンはメラミンシートを張って見栄えを良くして、15万円位で済みました。
家賃も前回と同じ金額です。
このどれくらい原状回復工事に金をかけるかの判断は、経験がものを言います。
過剰にやってもいけないし、少なくてもダメです。
前の入居者が15年位住んでいる部屋があったのですが、ここもリフォーム工事をケチってみました。
ところが、ケチったためになかなか決まらず半年位空室のままでしたね。
家賃が6.5万円なので半年で約40万円の機会損失。。。
この40万円でバストイレをセパレートにできたので、苦い経験になりました。
リフォーム代金の目安として、最大は家賃の1年分です。
これ以上かけると回収に時間がかかります。
1年以内に収まらないようでしたら、その時は、いくつかの項目を削って、その代わり家賃を下げましょう。
家賃を下げるメリットも実はありまして、あまりに安いので他に出ていくことができなくなります。
逆にADや担当者ボーナスを駆使して、無理やり高い家賃で決めても、2年後の更新で出て行かれるケースが多いです。
なので、家賃1年分で抑えて、その分は家賃で還元してあげましょう。
ちなみに中野区で最安の物件は、うちの地獄シェアハウスです(笑)
地下室、隙間風つよめ、雨漏り、部屋の掃除・残置物撤去は入居者
このような条件で、電気水道Wifiコミコミで1.9万円です。
この部屋、日本人は住めません(泣)
以前、バックパッカーで世界中の安宿を旅していた猛者でも、寒くて眠れないと3か月で出ていきました。
今まで最長入居記録はスリランカ人の2年です。
当初は、やはり寒くて眠れないと泣きが入りましたが、ユニクロのヒートテックをあげたら、「なんて快適なんだ」とたぶん英語でそんなことを言って喜んでいました。
ヒートテックのおかげで2年間も住んでくれました。
ちなみに、外国人は寒い寒いと文句を言ってくるので、現地に行くと裸足だったり、Tシャツだったりします。特にベトナムやスリランカはこの傾向が顕著です。
寒いと文句を言う前に、暖かい格好をしろと切れてしまいそうです。
彼らはエアコンの設定温度を30度にしたりします。シェアハウスで電気代負担がないので遠慮しません。
その挙句、ブレーカーをあげてしまい、復旧方法が分からずに電話してくるのですが、頭に来て1週間くらいそのままにしたことがあります。
そうしたら、ちゃんと服を着るようになりました。
冬になるとシェアハウスの電気代が高くて愚痴りたくなります。
本日は途中から愚痴に付き合って頂き、ありがとうございました。