逆張りで不動産投資を行う
ここを押して頂けるとうれしいです
私はもともと株式投資を長いことやっていましたが、逆張り投資家でした。
とにかく人がやらない投資が好きで、2000年から株をはじめたのですが、その頃はITバブルでヤフーやオラクルなどが高騰していました。
でもそんな高騰した株を買っても、梯子を外されると思い、その頃は誰もやっていない株主優待銘柄を購入して長期保有していました。
サンリオ、日清、明治、オートバックス、などなど
たくさんの株を買って保有していました。
株価も結構上がり、リーマンショックまでは順調でしたが、その後は暴落があり、プラスマイナス0になってしまいました。
そして、次に買いだしたのは2011年東日本大震災です。
あの時は株価がみるみるうちに下がり、あっという間に1万円を割ってしまいました。
エプソン、東京電力、各種リートはあれよあれよという間に半額になってしまい、もうこれ以上下がらないという所で、イチかバチかの勝負に出ました。
今思えば恐ろしいのですが、サラリーマン生活で貯めた全ての金額を信用買いして、上記の銘柄を買いまくりました。
一番多い時で1億円いかないくらいの保有高があり、かなりの利益を上げました。
それを元手に不動産投資に参入しました。
不動産投資に参入した理由は、有価証券の不安定さです。
私はITバブル崩壊、リーマンショック、東日本大震災という暴落を経験していて、有価証券の価値が下がるのはあっという間なんだと、身をもって経験しています。
その点、不動産は現物投資なので、急には価値が下がらないし、家賃も安定収入として確保されています。
私が不動産投資をはじめた2011年頃は、不動産投資家の絶対数も少なく、情報も今ほどはありませんでしたが、本で勉強し、セミナーにも参加して何とか1棟目を購入しました。
そのうち、東海地方のS銀行が手広く融資をするようになり、収益不動産を扱う不動産会社もS銀行融資で1億オーバーの物件をどんどんやるようになりました。
メールマガジンで紹介される物件も、営業から電話で紹介される物件もS銀行融資ばかりで、みるみるうちに利回りが低下していきました。
ちなみに私が始めたころは、目黒駅徒歩12分 築15年 鉄骨で利回り10%などなど、こんな物件がゴロゴロしていましたが、この頃には札幌で利回り7%とか大阪で6.5%とか、よくそんな水準で購入するなというものばかりでしたが、それでも飛ぶように売れていきました。
地方+S銀行というのがブームになっていましたが、私は持ち前の逆張りを発揮し、都内23区+信用金庫 という組み合わせで拡大を進めていました。
みんながやっている、良いと言っていることは、何だか嫌になってしまう性分なのですが、不動産投資ではこれが功を奏して、ひどい物件を購入することなく今に至っています。
何が言いたいかというと、他人が良いと言っているから買うのではなく、自分だけ、もしくは1部の人が言っている本当に良い投資手法を取り入れることが大事なのではないでしょうか。
今でいえば
・自己資金50万円で都内にワンルームマンション
・現金で築古戸建
というのが軽いブームになっていますが、特に築古戸建はかなり利回りが低下していますので、安易に購入するのは危険だということは申し添えさせて頂きます。
・駅近区分テナント
・ファミリー分譲区分
・団地系
・新築アパート(おもしろい融資先を開拓しました)
なんてところでしょうか。