築古物件のメリット
ここを押して頂けるとうれしいです
せっかく不動産投資をするならば、誰もがピカピカの築浅物件をやりたいところです。
築浅物件の良いところは、何といっても設備が壊れない、トラブルが少ないことです。
築古物件を持っていると、次にどこが壊れるのだろうとヒヤヒヤします。
特にオーナーチェンジをすると、建物が前のオーナーに見捨てられたと思うのが、不思議と設備のトラブルが立て続けに起きたりします。
8月に当社で仲介をして、管理を請け負った物件ですが、突然全部屋のテレビが映らなくなるという、もはや怪奇現象に近いことが起きました。
また、近所の耄碌した大家が、難癖付けに怒鳴り込んでくるなんてことも発生して、相談の電話を前のオーナーにしたところ、驚いていました。
そんな築古物件ですが、良いところもあります。
設備も建物も古けりゃ、住んでいる人も古いので
引越しする気力も体力も財力も無い人が多く、出入りが少ないのです。
築浅物件は都心で働く若くて、元気な社会人が多いのですが、彼らの平均入居期間は感覚的に3年です。
1回目の更新、もしくは2回目の更新前には引っ越してしまうのです。
引越しされるといろんな費用がかかりますので、オーナーも管理会社も頭が痛いのですが、築古物件は出入りが少ないのです。
私が大阪に持っているS36年築の木造アパート
私の16コ上なので、築60年に近いのですが、驚いたことに平均入居年数は20年を超えます。
大阪は更新料という慣習がないことも影響しているかもしれませんが、これは驚異的です。
そして大家にとっても大変楽な運営ができます。
たまに起きる設備の不具合や、建物の修繕をきちんとしていけば、築古物件もおいしいのです。