戸建をグループホームにする
当社で預かっていた賃貸戸建物件
広くて駐車場もあったので、様々な引き合いがありました
ただ、最もお客さんにとって有利な借主に貸したいので、数ある申し込みの中からグループホームを運営する法人に貸すことにしました
当社で保有する物件でもグループホームに貸しているので、ノウハウというか、だいたいのイメージは掴めています
グループホームに貸すときに必須となるのは
・新耐震であること
・建築確認書があること
です。これが無いと行政から許可が出ません
また、消防設備も設置する必要があります
・自火報
・誘導灯
・非常照明
・消火器
などです。これらを工事する時には壁や天井に穴をあける必要がありますし、退去後は取り外すことになりますので、撤去費用も予め徴収しておく必要があります
法人に貸すと様々なメリットがあります
インボイス制度がはじまればどうなるか分かりませんが、法人に貸すと消費税分を上乗せした賃料を請求することができます
仮に15万円で募集している戸建であれば、16.5万円の賃料を受け取ることができ、1.5万円は益税となります
また、敷金礼金を多めに取ることができます
今回は、貸すにあたり残置物撤去やリフォームにそれなりのコストがかかっていましたので、礼金1の敷金4を頂き、その費用の一部にあててもらいました
そして、法人としてもかなりの設備投資をしてグループホームを運営しますので、そうそう退去しないのが大きなメリットです
もっとも、突然倒産する可能性もありますので、保証会社は必須です
4CSという保証会社は、他では断られるような案件でも受けてくれますので、重宝しています
ある程度広めの戸建を保有の方は、グループホームも視野に入れて賃貸付けしても面白いかと思います