ランニングコストを考えていますか
このごろ問い合わせが多いのが、1棟アパートの購入したものの、修繕に莫大な費用がかかり困っているというのがあります。
最近あったのは、3000万円ほどで築40年鉄骨のアパートを購入したが、1年後に雨漏りが発生し、管理会社から来た見積もりが200万円だった。というものでした。
3000万円に対して200万円の修繕費というのはかなり高額で、それだけでかなりの影響が避けられませんが、これは当然の結果です。
そもそも築40年の物件というのは、建物の状況が悪いことが多く、高額な修繕費用がかかる前提で購入する必要があります。
目安として、外装工事を行う場合には㎡あたり3万円はかかると考えて下さい。
つまり延床100㎡であれば300万円です。
これを考えてないで購入する方が多すぎます。フルローンで購入し、月に10万円のキャッシュフローと喜んでいても、大規模修繕や退去の度のリフォームで、そんなものは簡単に吹っ飛んでしまうのです。
ちなみに各居室のリフォーム費用もバカになりません。特に長く住んでいた入居者が退去した場合には100万円単位の費用がかかります。
そこまで考えてしまうと、絶対に購入できません。
もう買ってしまった人は、少しでも修繕費用を安くすることです。
業者を叩くのも限界がありますので、必要最小限の工事個所を見極める力量が必要になります。こればっかりは場数がものを言いますので、お困りの方はここのLINE@にご相談ください。