麻雀と不動産投資
私は都内のそこそこ有名な付属高校に通っていました。大学までエスカレーター式に行ける高校です。
勉強しなくても大学まで行けるので、よく遊びました。
その頃流行ったのが麻雀でした。それもかなり本格的にやっていました。
西武新宿線沿線に学校があったので、賭場は高田馬場の雀荘です。
高校の学生証を見せると学割で安くなります。
今はあるか分かりませんが、雀荘西武は一時間150円でした。(笑)
そこに学校が終わった後に麻雀仲間と行くわけです。
15時位からうちはじめます。麻雀をやったことがある方は分かると思いますが、麻雀が始めるとなかなか終わりません。
晩ごはんは出前のラーメンをとり、24時を過ぎても打ち続けます。
だいたいは朝までやって、そこから学校に行きます(笑)
高校生で徹夜麻雀です。
徹マンですから、風呂に入っていません。
私立の学校なので設備は一流です。部室にシャワールームがあったので、早めに学校へ行きシャワーを浴びて仮眠を取ります。
それで、授業を受けて、部活(バレーボール)をやって帰るのです。
楽しかったですが、命を削って遊んでましたね。
麻雀も高校生ながら真剣勝負でした。時には一晩で10万円くらい負けることもあって、そうなると大変です。
同じ高校の中にも役割分担があって、そういった負けが込んでいる人間に高利貸しする者もいました。今思えばとんでもない高校です。笑
そんな修羅の世界で2年位鍛えられました。
高校の勉強よりか、よっぽどタメになりましたよ。
人間負けが込むと、やること成すこと全てが裏目に出ます。あがけばあがくほど深く沈んでいきます。
自分が負けが込んできたなと思えば、流れに逆らわずに、良い運気が回ってくるまで辛抱するしかありません。それができない人は大負けして、高利貸しのもとへ行くことになります。
そうやって辛抱していると良い流れが来て、勝てるようになります。
ただ、罠も潜んでいます。罠というのは、おいしそうな牌がほしい時に回って来る時に、他人に振り込んでしまったりします。
そんな鉄火場を踏んでいくと、会社員になって不動産投資をしても自然とその時の知見を活かせるようになります。
不動産投資は投資と言いながらも賭け事の要素は絶対にあると考えています。
今から賭け事をして感覚を鍛えろとは言いませんが、悪い流れの時に無茶するとひどい目に遭うというのは高校生の時に体感できて本当に良かったなと思っています。
不動産という木を見るだけでなく、相場全体やプレイヤーという森を見ることも重要です。
1つ良い格言をお伝えしましょう。
「賭場にいるメンバーの中にカモを見つけることができなければ、カモはあなただ」
どうですか?この言葉は不動産投資にも当てはまると思いませんか?
皆さんもカモだったのではないでしょうか?
私も10棟位はカモとして購入していました笑